ロンドンからパリに夜行バスで移動

ヨーロッパ内の旅行は日本からの海外旅行に比べると本当に気軽に行けて、まるで国内旅行のような感覚で行けてしまいます。

ヨーロッパ在住の人や周遊旅行をする人は、たくさんある交通手段の中からまずはどの交通手段を使うのか決めるところから始まります。

移動方法は様々で、一般的には飛行機やユーロスターという電車で海外旅行に行くことが多いですが、バス移動も選択肢の一つにあります。初めてユーロスターを利用したときも電車で海外旅行に行けることに驚いたのですが、バスで海外に行くってなんだか不思議な感覚ですよね!?

長距離バス気になってはいるけどバスで国境を越えることに不安がある人や詳しく知りたい人向けの記事です。バス会社の比較や車内の様子、注意点含めて紹介しています。

今回ロンドンからパリに行った際に、人生で初めて夜行バスで国境越えをしてきたのでその時の様子をレポートします!

ロンドンからパリに長距離バスで行く!運行バスの概要と長距離バス移動のメリット

ロンドンのビクトリアコーチステーションから長距離バスが出発していて、運行会社によっても変わりますが所要時間はだいたい8~10時間ほど。バスに乗って移動している時間はもっと短いのですが、イミグレーションがあったりフェリーで移動したりずっとバス車内に座っているわけではありません。

料金は時期によって変動しますが、今回私が利用した時には他の移動手段の片道ほどの料金で往復の長距離バスのチケットを取ることができました!今回の旅行は出発の数日前に決めたのでぎりぎりの予約になってしまいましたが、それでも長距離バスなら移動費用を抑えることができました。長距離バス、格安です。

発着バスターミナルはロンドンもパリも市内なので、そこから観光地への移動は電車やバスですぐ!

飛行機の場合移動時間は短いですが、何時間も前に空港に到着していなければいけなかったり、空港が遠くて時間がかかったりします。それに比べて長距離バスの場合はアクセスも良く、出発の何時間も前に行く必要もありません。

個人的に一番のおすすめポイントですが、夜行バスを利用すれば時間や宿泊費の節約になります。

もし飛行機を使っていたら1泊2日のパリ旅行では時間が足りなかったと思いますが、夜行バスを利用したおかげで昼間の時間を全て観光に充てられたので、丸2日間パリで過ごすことができました。

長距離バスを使うメリット

    • 料金が安い
    • バスターミナルへのアクセスがいい
    • 出発前の拘束時間が短い
    • 夜行バスを利用すれば時間の節約になる

長距離バスを使うデメリット

    • 道路の混雑状況によって遅延する可能性がある
    • 夜行バスを利用した場合、睡眠の質が悪くなる

ロンドン→パリの夜行バス運行会社

BlaBlacarFlixbusが多くの便を運行していて便利です。

往復でそれぞれのバス会社を利用したのですが、個人的にはFlixbusがおすすめです。

それぞれのバスを利用してみて感じたことを簡単にまとめると

BlaBlacar

    • バスが頻繁に遅れるらしい
    • 運転手がフランス語でアナウンスするので何が起きているのかわからず不安。
    • 前の乗客のゴミがそのまま残されていて車内が汚い
    • 安い

Flixbus

    • 車内が綺麗
    • 英語アナウンス

BlaBlacarの方が多少安いですが数ポンドの差なので、ロンドンからパリに長距離バスで移動するなら個人的にはFlixbusの方がおすすめです。詳しくは夜行バス利用レポートを参照ください。

以下のサイトではヨーロッパ内の移動の料金を比較できるのでチェックしてみてください。バス以外にも鉄道、飛行機も比較ができるのでまずは比較サイトでどの移動手段にするのか検討するのがおすすめです。日本語対応もしています。

Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約

ロンドンからパリへ夜行バス利用レポート

ビクトリアコーチステーションに到着

ビクトリアコーチステーションはビクトリア駅から歩いて10分ほどのところにあるバスターミナルです。イギリス国内の移動でバスを利用する場合もビクトリアコーチステーションを利用することが多いです。

バスターミナルに入るとすぐ大きな電光掲示板があるので、そこで自分の乗車するバスのゲートを確認します。確認できたらゲート付近で時間になるまで待っていればokです。

他のブログを見て情報収集していると、1時間前に行って出発前の手続きが必要とあったので出発1時間前にバスターミナルに到着しましたが、どうやら古い情報だったようで、2023年現在は出発前の手続きは必要ありませんでした。乗車時にパスポートを係員に見せるのみなので、イギリス国内バスを利用するときと同様に出発15分前くらいに到着していれば問題ありません。出発ゲートが多いので初めての人は時間に余裕を持って行ってくださいね!

ロンドンからパリのバス移動ではBlaBlacarを利用しました。バスターミナルに到着してから気づいたのですが、出発時間が30分遅れるとの連絡がありました。その後も再度遅延メールが届いてトータルで45分遅れでの出発になりました。Flixbusは係員がいたのですが、BlaBlacarはバスターミナルに係員がおらず状況がわからず。。Flixbusの係員いわく、BlaBlacarはよく遅れるそうなのでこまめにメールチェックしておいた方が良さそうです。

私が乗る予定のバスは23時出発予定でしたが、21時30分出発予定のバスはキャンセルとなり、23時のバスに変更になったそうです。平日だったのでそれぞれのバスの乗客が少なくまとめたのだと思うのですが、おかげでバス車内はパンパンで出発です。帰りのFlixbusは乗客も少なく快適でした。

バス車内

前の乗客のゴミがそのまま残っていたりで汚い印象です。Flixbusは綺麗で快適でした。

どちらのバスでも座席で充電が可能です。トイレもバスの中央についていました。

BlaBlacarはバスに乗り込んだ後もなかなか出発せず、その説明がフランス語なので訳もわからずしばらく車内で待機。

イミグレーション

その後ロンドンを出発してからは2~3時間ほどでドーバーに到着です。

イギリス出国のパスポートコントロールはなく、フェリーに乗る前にフランスの入国審査があります。入国審査には車内に持ち込んだ荷物のみを持ってバスを降ります。あっという間に入国審査が終了しスタンプを押してもらえました。

イミグレーションを済ませてからバスに戻り、バスごとにフェリーに乗り込んでドーバー海峡を渡ります。楽しみにしていたドーバー海峡ごえ!

フェリーに乗る前に全員のパスポートが回収されますがちゃんと返却されるのでご安心ください。

フェリー船内

バスを降りてすぐの出入り口から船内に入りますが、船が到着した際に同じ出入り口に戻らなければいけないのでどの出口だったか覚えておきましょう。

夜中なのでほぼソファーの上で寝てましたが船内には免税店がありお買い物ができます。夜中ですがオープンしてます。私はディオールの化粧品がセールになっていてさらに免税だったので購入しました!

コーヒーやアルコール、軽食が買える食事スペースも備わっています。ゲームセンターもありました。

トイレも綺麗なのでバスのトイレはなるべく使用せずここでトイレを済ませておくと安心です。

90分ほどの船旅を経てフランスに到着です。

フェリーがフランスに到着したらアナウンスが入るので、そしたら降りた出口に戻ってバスに乗り込みます。90分の船旅の間はバスに戻ることはできないので注意してください。

パリのバスターミナルに到着

バスに戻ってからは3時間ほどでパリ市内に到着です。バスターミナルからは電車に乗って各観光スポットにすぐにアクセスができます。

ちなみにパリのバスターミナルのトイレは小さくて壊れていて汚いのでなるべく利用は避けたほうが良さそうです。

バスターミナルの目の前は広い公園になっています。

パリからロンドンへ夜行バスで戻る際に暗くて危ないかと心配していましたが、夜行バスを利用する人が多いのでたくさんの人がバスの時間まで公園やバスターミナル内で過ごしているので、人も多く危ない雰囲気はなかったです。

ロンドン・パリを長距離バスで移動した感想

イミグレーションやフェリーの際に乗り降りがあるので、日本の夜行バスのようにずっと寝ていられるわけではありませんが、時間とお金の節約になるのでロンドンからパリの夜行バス移動、とてもおすすめです!

機内持ち込みの液体制限を機にする必要もないのでフランスワインをお土産に買うこともできました!

夜行バスを使って海外旅行をするという経験もなかなかないので個人的にはとても楽しめました!

早速次の旅のチケットを調べてみてください!

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