オーストリアのザルツブルクは音楽の都として知られ、モーツァルトの生誕の地でもあります。モーツァルトが住んでいた家や生まれた家が博物館となっていて、町中がモーツァルトで溢れています。
そんなザルツブルクが冬になると景色が一変し、まるで童話の世界に変わります。町中が雪に覆われ、ヨーロッパらしい古い建物の灯りと雪景色のコンビネーションが最高に美しく、冬にこそ訪れるべき街だと感じました。
その冬のザルツブルクの中心となるのが、クリスマスマーケットです。
この記事では、まるで冬のおとぎ話に迷い込んだような魅力的なザルツブルクのクリスマスマーケットをご紹介します!
オーストリア・ザルツブルクのクリスマス
ザルツブルクの街中にはメインの大きなクリスマスマーケットから、ガイドブックでは紹介されていないような小さなクリスマスマーケットまで、大小さまざまなクリスマスマーケットがあります。
街中を散策していると小さなクリスマスマーケットに出くわすことがあるので、寄り道しながら色々なクリスマスマーケットをハシゴできるのもザルツブルクならではの魅力だと思いました。
街には本物のモミの木が生えていることもあり、クリスマス気分を盛り上げてくれます。12月になって雪が積もったザルツブルクの街や山々は本当にきれいです!
今回はメインとなる二つのクリスマスマーケットをご紹介します。
レジデンツ広場のクリスマスマーケット
レジデンツ広場で行われるクリスマスマーケットは観光の中心にもなる場所なのでアクセスが良く立ち寄りやすいのが特徴です。
広場だけでなくその周辺にもお店が広がっているのでたくさん歩き回れます。
ザルツブルク名物のカレー風味のホットドック「ボスナ」も売っていました。
イギリス以外の海外のクリスマスマーケットには初めて行きましたがイギリスのクリスマスマーケットとは売っているものが違って新鮮な気持ちで楽しめます。
シュロス・ヘルブルンのクリスマスマーケット
観光名所として有名なヘルブルン宮殿です。映画「サウンド・オブ・ミュージック」に出てきたガラスの家がこの宮殿内に移設されています。
残念ながら冬の間はヘルブルン宮殿は休業ですが、宮殿内のガーデンでクリスマスマーケットが開かれています。宮殿のガーデンでクリスマスマーケットなんて響きだけでワクワクしますよね!
シュロス・ヘルブルンのクリスマスマーケットは入場料が7ユーロ必要ですが、入場料にはドリンク1杯分の料金も含まれていますので実質3ユーロほど。
無料のクリスマスマーケットが多いですが、クリスマスの時期にザルツブルクに来たのならシュロス・ヘルブルンのクリスマスマーケットは訪れるべきスポットです!足を踏み入れた瞬間からクリスマスの空気に包まれて、まるで別世界です。
私が訪れた12月初旬は雪が積もっていたのでそれも相まって本当に美しい。今までいくつかクリスマスマーケットに行きましたが、圧倒的にナンバーワンのクリスマスマーケットでした。
クリスマスマーケットの会場となるガーデン内にはたくさんのモミの木が飾られていて、雪の積もったモミの木は圧巻の美しさでした。
週末にはクリスマスのライブミュージックもあるので一層クリスマス気分を盛り上げてくれます。(マイナス気温の中での演奏は大変そうでした。。)
入場料のドリンクチケットはグリューワインと交換しました。スパイスの効いた暖かいグリューワインはクリスマスの定番ドリンクです。
マグは2ユーロのデポジットが必要ですが、飲み終わった後に返却すれば返金してもらえます。
かわいくて安いのでお土産にするのもありですね!
紙コップで飲むよりも保温力があって、寒い中でも暖かいまま飲み切れました!
宮殿の窓はアドベントカレンダーになっているのもかわいい!
ザルツブルクでヨーロッパのクリスマス気分を楽しもう
クリスマスシーズンのザルツブルクは本当におとぎ話の世界でした!
ロンドンから2泊3日でしたが、ハルシュタットの日帰り旅行含めてちょうどいい日程でした。今回ザルツブルクに行った目的は美しい湖畔の街、ハルシュタットに行くためでしたが、思いがけずクリスマスのザルツブルクもしっかり楽しめて、オーストリアは冬におすすめの旅行先です!
Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約
ザルツブルクからハルシュタット向かうまでの道中もすばらしい車窓からの風景を楽しめたので、こちらのブログもご覧ください!
ザルツブルクに行く前に、モーツァルトに関連したこちらの映画がおすすめです!
ザルツブルクが撮影地の映画「サウンドオブミュージック」はアマゾンプライムビデオで利用可能です!